信州・霧ヶ峰の風とかおりは、 霧ヶ峰のすべてをご紹介する、「霧ヶ峰高原」の総合ガイドです


霧ヶ峰高原−−− 高原スポーツ


ニッコウキスゲ満開−−−−−−−−− レンゲツツジ咲く山頂−−−−−−−−− マツムシソウの尾根道−−−−−−−−山彦谷越しに八ヶ岳を望む 

霧ヶ峰・美ヶ原 中央分水嶺トレイル

 霧ヶ峰・美ヶ原 中央分水嶺トレイルは、日本列島中央部に位置する霧ヶ峰・美ヶ原高原を巡る約40kmの歩く旅の道です。
 長野県小県郡長和町の高原地帯、標高約1400mから2000mの登山道、自然歩道、林道、公道などをつなぎながら、高原の豊かな自然だけでなく、歴史・文化にも触れていただけるルートです。

 高原酪農の長門牧場を出て、蓼科山からの沢をいくつも渡って進む森の道を大門峠へ、この先、霧ヶ峰から美ヶ原にかけての中央分水嶺の稜線からは、北から東に浅間山・蓼科山・八ヶ岳連峰や富士山、南に甲斐駒・北岳・仙丈ヶ岳など南アルプスの高峰、南西に木曽駒など中央アルプス・御嶽、西から北に乗鞍・穂高・槍ヶ岳・白馬などが連なる北アルプスや北信の山々と、素晴らしい山岳眺望が広がります。
 目の前には百花咲き乱れる霧ヶ峰高原や美ヶ原の広々とした高原牧場、蝶・野鳥・野獣など多様な動植物との出会いなど、四季を通じて豊かな自然を楽しんでいただけます。

 霧ヶ峰・美ヶ原 中央分水嶺トレイルは、「歩く旅の時代」の到来を期待して設定されています。豊かな自然と悠久の歴史を刻んだ高原を歩き、そこに住んだひとびとの心を思いながら、どうぞ、日本の真ん中トレッキングをゆっくり楽しんでください。

高原トレッキング

 霧ケ峰高原は、諏訪盆地の東北、諏訪・小県・北佐久の郡界にある標高1600〜1800mの緩やかな高原。車山を主峰に東南は八子ヶ峰・大門峠、北西は和田峠・鷲ヶ峰、南は北大塩峠に及ぶ広大な地域で、草原や高層湿原に数百種の植物が大群落を作っています。
初夏のレンゲツツジから、ニッコウキスゲ、マツムシソウと続く高原は、日本の高山をぐるっと見渡しながらの素晴らしいトレッキングコース。静かな草紅葉の秋やパウダースノーのスキーツアーもすばらしい。
 山彦谷姫木平から大笹峰の尾根を辿り、霧ヶ峰高原の東端・山彦尾根北の耳に至るルート 、そこは手つかずの自然が残る静かなコースです。
6月はレンゲツツジの群落がハイカーを迎え、7月の主役はニッコウキスゲ、山彦尾根(北の耳・南の耳)から蝶々深山・八島湿原・ゼブラの頭に至る広大な草原に黄色いキスゲの花が咲き乱れます。誰もが息を呑む素晴らしい景観、雲上の楽園!ヤナギラン・マツムシソウ・・・数々の高山植物が咲き乱れる高原の夏はいいですよ。

さわやか高原ゴルフ

 霧ヶ峰高原の南側山麓に、昭和38年にオープンした諏訪湖カントリークラブがあります。距離は短めですが、山あいのコースで傾斜やうねりがあってなかなかの難コース、いいスコアを出した記憶がありません。  
 他にもちょっと車を走らせれば、八ヶ岳山麓の広大な地域、蓼科高原周辺には信州の高山を眺めながらプレーできる平坦なすばらしいコースがたくさんあります。冬の冷え込みや降雪があるので殆どのコースは4月から11月頃までの営業となっていますが、さわやかな高原ゴルフを楽しみにいらっしゃいませんか。。

ゲレンデスキー

 深田久弥の「霧ヶ峰にあそぶ」(1934/2)に、近年最も有名になったスキー場は菅平と霧ヶ峰であろうと書かれているように、霧ヶ峰は早くからスキー場として知られてきました。小さな霧ヶ峰スキー場、広大な車山高原スキー場、山彦谷のエコーバレー、北面のブランシュたかやまなど特徴のある中規模のゲレンデがいっぱいです。
  むかし、スキー場は大変混んでいて、長時間のリフト待ちは当たり前のことでした
 最近のスキー場はすっかり変わりました。 滑りおりたらすぐリフトに乗って頂上へ、の繰り返しで、高速リフトですから半日も滑れば充分。 用具もレッスンも進歩し、ゲレンデは良好、手ぶらで来てもレンタルすれば 、晴れ渡った山頂から周囲の山々の展望も加えて大いに楽しめます 。
 スノーボーダーが苦手な方には、スキーヤーオンリーのスキー場がありますし、スノーシューや山スキーで処女雪の山林に踏み込めば、けものたちの足跡や野鳥のさえずり。
 真っ白な雪の中の温泉でのんびり暖まってビールを一杯! いかがですか

山登り

 霧ヶ峰は日本百名山の一つ、その最高峰・車山(1925m)に登って、ぐるっと見渡す百名山は33峰。
 一番近いのは白樺湖を前景にした蓼科山(2530m)、次いで美ヶ原・王ヶ頭(2034m)、三番目が八ヶ岳・赤岳(2899m)、時計回りに、甲斐駒ヶ岳(2967m)・北岳(3192m)、木曽駒ヶ岳(2956m)、常念岳(2857m)・奥穂高岳(3190m)、浅間山(2568m)等が60km以内にそびえています。
 逆に、遠くの山は男体山(2484m)、ひうちヶ岳(2356m)、日光白根山(2578m)で、130km以上離れています。  

 霧ヶ峰高原を皮切りに、日本百名山や日本のすばらしい山々に登ってみませんか。

雪遊び

 長野県の中央にある高地、霧ヶ峰高原の冬は太平洋型の気候になります。晴天率は80%、東海から関東地方が晴れる日はここも晴天です。
 日本海側からやってくる雪雲は、次々にぶつかる山並みで雪を降らせて、最後の雪を菅平や湯ノ丸などで落とします。ここまでやってくるのはわずかに残った余り雪、ですから道路には大抵雪がありません。ここに雪が降るのは、南岸低気圧の時、その時東京は雨になります。標高が高くて低温、乾燥した土地なので雪質は抜群、パウダースノーで軽快に滑ることが出来ます。
 喧噪のゲレンデを離れ、山スキー板にシールを着けて真っ白な霧ヶ峰高原を思いのままに歩き、滑ってみましょう。テレマークスキーやクロカンスキーもいいですね。
 また、スノーシューを履いて普段は入れない森や林の中を散策!! ただ歩き回るだけなのにこれが意外に楽しいものです。 雪の上の小動物の足跡を辿り、遠くでさえずる野鳥の声に耳を傾けて森の中を歩いていると、「体の芯」まで綺麗になるような気がします。 昨夜からの雪もやんだようです。 さあ、軽い弁当とテルモスに入れた熱い紅茶、缶ビールなどを持って、雪に覆われた白樺やモミの林に踏み込んだり、太陽のまぶしいピークに登ってアルプスや八ヶ岳の展望を楽しんだりしましょう。 

 滑った後は、豊富な温泉で雪見酒!

パラグライダー

 パラグライダーは風と自分の力だけで空を飛ぶスカイスポーツです。
 その原型はNASAの開発した、宇宙船回収用のパラフォイル(柔軟翼)といわれています。現在のパラグライダーは、1978年頃、フランスのスカイダイバーが山の斜面からパラシュートで下りたのが始まりで、日本で普及し始めたのは1986年からです。緑の霧ヶ峰高原で空中散歩をしてみませんか。
 霧ヶ峰高原・山彦谷は蓼科山を正面に望むすり鉢型の広い谷で、穏やかな風がながれています。その中腹にはパラグライダースクールがあって、初心者の体験コースから上級者まで、インストラクターの適切な指導のもとで、空中散歩を楽しむことができます。
 



雪の造形と蓼科山−−−−−−−−− ヤナギランの群落−−−−−−−−−− 霧ヶ峰高原盛夏−−−−−−−−− コロボックルと蓼科山 


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